携帯による頻繁な連絡と横並び意識、内に秘めた意識を表に出さないまま「群れる」のが彼らの特徴といえる。概して女子生徒は以前から群れることをよしとしていたが、最近は男子生徒も一人で食事をとったり一人で黙々と講義を受けてさっさと帰る生徒は見かけなくなった。「○○先生に質問に行くから」という理由で友人に講師室前で待ってもらう男子生徒も普通になっている。一瞬、「二人は交際しているのか」と思うほどに一緒にいる男子生徒が多い。志望校が一緒というのでもなく、高校が一緒というのでも、幼なじみだというのでもないのに、なんとなく予備校で同一行動をとるパターンが普通になってきている。決して不安に思っているからでも、慰め合っているのでもなく、同じ目標なので何かと一緒のほうが都合がよいというところが昔の予備校と異なるところである。一言で言って、深刻ではない。どこかに必ず入れるという危機感の認なさからであろう。明るいのである。
学校でも塾でも、普通は黒板やホワイトボードを使って先生が授業をする。その時、講義をしているベテランの先生は、だれが真剣に聞いているか、そしてぼんやり聞いているのはだれか、すぐわかる。なぜなら、生徒の目を見れば授業を理解しているかしていないかが優れている教師ならすぐわかるからだ。学校でも塾でも、先生は生徒の目を見ながら授業を進めていることを覚えておいてほしい。子ども達の目が輝いていれば、指導者としてこれ以上うれしいことはないし、逆にうつろな目をしていると、とても心配になるものである。生徒の目を見ると、授業がわかっているかいないか、その授業に参加しているか無視しているかが、ベテランの先生ならすぐわかってしまう。
志望校を絞り込む際には、受験課目を考慮する必要があります。国語、英語、社会が主流の私立大学文系と五教科七科目の国公立大学では、受験の取り組み方がまったく異なるからです。(以下、国公立大学の受験科目数は、平成二十年現在に合わせました)受験は時間との勝負でもあります。暗記勉強法が有効な基礎学力を問う私大文系の場合は、新三年生になってから受験勉強を開始しても時間的には十分に問に合います。しかし、早稲田、慶応など一般に難関私大理系といわれる大学や医学部、国公立は数学が必須科目で、しかも配点に占める割合が高く、受験勉強にはかなりの時間を割く必要があります。とくに現役受験生にとっては、受験課目の多少が分岐点になります。その点を踏まえた上で、第一段階としての私大文系か私大理系・国公立かの選択をしてほしいと思います。私大文系は前にも書きましたので重複は避けますが、基礎学力を身に付けることを重点に一年間、みっちりと反復学習を続ければ、大方の人は合格圏内の学力を身に付けることができます。早大、慶大、上智といったトップレベルの大学も夢ではありません。
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